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小さなころからギターと言えばエレキギターで

バンドでアコギを弾いている人を信じられなかった。

さして音も聴こえないのに、なぜあんなものをぶら下げているのだろう。

大きくなって、チープスリルを見て、その考えはガラッと崩れたのだが、

バンド。

バンドをずっとやりたい少年であった。

 

バンドのグループとしての見せ方として、

メンバーそれぞれの個性がぶつかり合って、それが唯一無二の新しいものになる、的なものと

1人の絶対的メンバーがいて、その人の音楽をメンバーが作りあげていく、的なものに

分かれる。

どちらも、良いバンドはたくさんある。

 

バンドを始めたころ、どちらかというと、カウチポテトは後者で在りたいね、とメンバーと話をしていた。それがそのまま今に続いているのだが、

結成したころから、いわゆるバンドぽいグループではなかった。

そういうバンドは少なかった。

個性と個性のぶつかり合い、みたいな画のほうがかっこよく見えるからだろう。

 

ただ、最近のまわりのバンドを見ていると

バンドの見せ方ではなく、在り方は昔に比べ変わってきているように思える。

うまく言葉で言えないが、

一蓮托生を背負ったような、メンバー一人一人がバンドの中で在ることでしか機能できないのではなく、

個々が集まってバンド(集合体)を作っているように見えるのだ。

きっと、それぞれがツイッターやらinstagramをやり、

個人でいくらでも音楽を創作できるようになったからだと思う。

カウチポテトも、そうなってきたように感じる。

だから、すごく自然で、新鮮なのだ。

 

最期に、余談を。

そういえば、吾妻光良さんの本で読んだのだが、

吾妻さんが、敬愛するゲイトマウスブラウンにCDを見せたところ、

楽器の編成を見て、このメンバーはいらないんじゃないか、と言われたそうで、

何故要るのか訊いた問いに、吾妻さんは「友達だからです」と答えたそうである。

そしてその答えにゲイトマウスブラウンも「それじゃ、しょうがないねぇ」と答えた。

このやりとりの話が好きで、これこそバンドの醍醐味じゃないか、と思う。

 

※テーマ「バンド」

 

 

JUGEMテーマ:日常


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